まとめ
基本的なことであるが、金融政策の修正が行われるということは、実体経済が好転している機運が高まっていることも意味する。春闘での賃上げを筆頭に、今後の日本経済は活況が予想されるという基本ストーリーに変わりはない。
3月18日、19日には金融政策決定会合が行われる。これに向けて金融政策修正の思惑が高まり、株式市場にとって一時的にはネガティブ材料となる可能性もあるだろう。しかし、仮に株式相場がネガティブに動いたとしても、詳細に経済の状況を把握し、また、企業財務を研究することによってチャンスを見つけることができるのではないか。
【プロフィール】
古賀真人(こが・まさと)/個人投資家、経済アナリスト、会社経営者、投資系YouTuber。1978年、埼玉大学経済学部卒業後、国内大手金融機関、外資系金融機関勤務を経て独立し、株式会社ライフサポートを設立。25年以上の株式投資経験を活かし、チャート分析からはわからない経済分析、個別企業分析をYouTube「カブアカちゃんねる」で展開。全決算を最速分析しているnote「カブアカマガジン」(https://note.com/masatokoga)を日々更新中。