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【ユニクロを長く着る人たち】ファストファッションのイメージに変化 「3シーズン着用は当たり前」「オーバーサイズで“こなれ感”」

ファストファッションのイメージは変わりつつある(Getty Images)

ファストファッションのイメージは変わりつつある(Getty Images)

 ファストファッションの代表格ユニクロ。そのシンプルなデザインと安価な設定から、幅広い世代に親しまれるブランドだ。最近は海外でも、その品質の高さと値頃感から人気となり、根強いファンが増えている。

 下着類やカットソー、ニット類などのラインナップも多く、シーズンごとに新しいものに買い替える、という消費者もいるかもしれない。しかし、最近ではファストファッションだからといって簡単に買い替えるのではなく、何シーズンにもわたり愛用する人も増えているようだ。

チノパンを5年以上着用し続けている

 実際にユニクロを愛用している男性・Aさん(35歳/SE)は、こう話す。

「僕はユニクロのチノパンは平均で5年以上は着用しつづけていますね、いわば『ユニクロ延命族』とでも言いましょうか(笑)。その良いところは、ジーパンやスラックスと違い、色落ちしたりセンタークリースが弱くなったりといったデメリットがあまりないところです。

 値段の割に生地がタフで、流行に左右されづらいシンプルなデザインは、中途半端に値段の高いブランドの商品よりもよっぽど魅力的ですし、長く使えます。僕は経済的に困っているわけではないですが、ポジティブにユニクロを選んでいる、という感じです。

 また僕は革靴集めが趣味なのですが、ユニクロのチノパンは上質な革靴と合わせても高見えすると思いますね。ドレスシューズもビジネスシューズも、どちらにもマッチするという汎用性の高さは、やはりユニクロならではでしょう」(Aさん)

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