駅のルールを無視して狭い階段を逆走
混み合う駅では、ホームや階段に「右側通行」「左側通行」などと掲示され、多くの人がスムーズに移動できるように交通整理されている。それを妨げるような行為もまた、他の乗客をイラつかせる。
「『左側通行』と書かれている狭い階段を逆走するのは、やめてほしい。そういう人のせいで階段を通れなくなる人がいるわけだし、流れに逆らって階段を登り降りすると危険です」(前出・Bさん)
駅のホームの中には、一部通路がすごく狭くなっている場所もあり、「立ち止まらないでください」といった注意書きがなされているケースもある。そうした場所で電車を待つ行為は非常に危険だ。
「人が2人くらいしか通れないホームの通路でスマホを見ながら待っている人は、ちょっと信じられません。周りを見ていないから、人が通ろうとしているのに気づかず、こっちが気を使ってホームのギリギリを通らなくてはならない。
しかも、その立ち止まっている人がキャリーケースなんかを持っていると、もはや通せんぼされているようなものです。ホームドアがない駅でそういう場所に立ち止まるのは、禁止にしてほしい」(前出・Cさん)
ただでさえ、東京都心部の電車は乗客が多く、ストレスを抱えるシーンは多い。だからこそ、ほかの乗客をイラつかせる行動をしないような配慮が必要になってくるのだ。(了)