「スマホ副業の勧誘」は詐欺と水商売が9割
スマホを使って稼ぐなら「投資」も欠かせない。楽天証券やSBI証券といったネット証券は、スマホ1つで口座開設から売買まで完結できる。新NISAはもちろん、株式投資や仮想通貨(暗号資産)にも投資できる。
さらに、楽天証券なら楽天ポイントを、SBI証券ならVポイントやPontaポイントをそのまま投資の“元手”にできるのも魅力。買い物で手に入れたポイントだけで手軽に投資を始められるので、万が一下落しても、お金は1円も減ることがない。
ただし、投資は投資でも「不労所得が得られる」「寝ているだけで○千万円」といった「副業の勧誘」には絶対に乗ってはいけない。
「いかにも儲かりそうなうたい文句の勧誘は、十中八九詐欺です。また“配信でお話しするだけで稼げる”という『ライバー』系の副業も危険。実際はアバターを活用したいわば“オンラインキャバクラ”で、悪質な場合は性的なことを要求されるケースも珍しくありません」(土岐さん)
怪しい仕事かどうかは、その業者の発注履歴やクチコミをチェックしよう。
「最後に頼りになるのは自分の直感。少しでもグレーだと感じたら、クリックもしないこと。閲覧するだけで個人情報を抜かれる可能性もゼロではないのです」(宮中さん)
土岐さんは「特別なスキルがない人でも、スマホがあれば活躍の場は広がる」と話す。
「だからこそ、いまもっとも必要なのは“気軽に個人情報を入力しない”“カード情報を登録しない”といったリテラシー。それさえ守れれば、自分に合った副業はすぐに見つかり、稼げるようになるはずです。スマホがあれば、60才を過ぎてもイキイキと働くことができる時代なのです」(土岐さん)
※女性セブン2024年6月27日号