【STEP1】まずはマイページのログイン
最初の一歩は「自分の月額料金を知ること」だ。
以前のように紙の明細が送られてこない昨今だが、スマホからアクセスできる「マイページ」を活用したい。
「メールアドレスや携帯番号、パスワードを入力してログインしますが、パスワードを忘れている人が多い。その時、契約時に設定した4桁のネットワーク暗証番号がわかればパスワードを再設定できます。4桁の暗証番号もわからず諦めてしまう人もいますが、ドコモとauでは専用の電話番号にかけると郵送で通知されます(ソフトバンクはウェブチャットで確認可)。もしくは携帯ショップでも確認できます」(丸山氏)
マイページにログインすると、携帯料金や契約内容が一覧できる。
【STEP2】契約中のプランとデータ通信量を確認する
そこで見直しの2ステップ目となるのが、「データ通信量」の確認だ。メールの送受信やインターネットの閲覧などで使用した通信量のことで、GB(ギガバイト)の単位で表示されている。携帯見直し本舗代表の鮎原透仁氏が説明する。
「スマホのプランは、データ通信量のギガ数に応じて料金が設定されています。『プランを選ぶ=使えるギガ数を選ぶ』ことですが、自分が使用しているデータ通信量を把握していない人は多い」
現在、大手3社の最新の料金プランは、通信量の少ないプラン(1GB以下、3GB以下など)と、どれだけ使ってもよい無制限プランに分かれている。
「実際の通信量は少ないのに無制限プランに加入しているなど、必要以上のプランを選んでいる人は多い。無制限プランに入っていて、自宅でスマホを『Wi-Fi』に接続してインターネットを見ている人は、無制限プランにする必要がないかもしれません」(鮎原氏)
民間会社のMM総研のアンケート調査では、使用しているデータ通信量が3GB以下の人は合計で53.1%。半数以上の人は「3GB以下」のプランで事足りるのだ。
総務省「携帯電話ポータルサイト」では、通信量1GBに達する行動として「標準画質の動画を2~3時間再生」のほか、「ニュースサイトを3300ページ閲覧」「メール2000通の送受信」などの例が挙げられている。動画をよく見る人以外は基本的にデータ通信量を心配する必要はない。