【高島屋】衣類やコスメを常時回収、アップサイクル商品も
百貨店の高島屋では、サステナブルな循環型社会の実現を目指したプロジェクト「Depart de Loop」の一環として、衣料品やコスメを、それぞれ店頭で通年回収している。
回収したコスメは、アップサイクルプロジェクト「COSME no IPPO」を通して、クレヨンに再生。デニムは、繊維製品の大手メーカー「クラボウ」のアップサイクルシステム「L∞PLUS」を通して、ファッションブランドの「RED CARD TOKYO」や「JOHNBULL」の新作に生まれ変わっている。
【対象】衣料品全般。※制服類、肌着・下着類、着物・帯、バッグや靴などの雑貨、シーツや布団などの寝具は対象外
【場所】全国の高島屋の店舗内の回収ボックス(コスメは全国8店舗のみで常設回収)
【イオン】衣料品も日用品も積極回収
イオンでは、ステンレス製ボトルなどの日用品の回収を行っており、イオンのエシカルファッションブランド「SELF+SERVICE」では、自社販売品を店頭で回収している。
回収品は、綿状に戻し、別の製品や繊維に生まれ変わる「マテリアルリサイクル」を行うなど、リユース、リサイクルによりごみを少しでも減らす取り組みを行っている。おしゃれを楽しみながら環境保護に参加できるのだからありがたい。
【対象】「SELF+SERVICE」で購入した婦人および子供衣料全般 ※下着、皮革・毛皮製品は対象外
【場所】東北を除く本州・四国にある「イオン」「イオンスタイル」の「SELF+SERVICE」店舗238か所にある回収ボックス
取材・文/山下和恵
※女性セブン2024年7月4日号