半導体セクターが引き続き注目を集めるか(写真:イメージマート)
生成AIの発展に不可欠な「半導体」関連銘柄の株価が沸騰している。6月18日には米半導体大手のエヌビディアの時価総額がマイクロソフトを抜いて世界首位になるなど、勢いは止まりそうにない。そうしたなか、株を保有しているだけでもらえる配当金に注目した「高配当株投資」の魅力をSNSで伝える投資家バクさんは、「値上がり期待の大きい半導体関連にも高配当株投資で狙える銘柄がある」と話す。投資家バクさんが注目5銘柄を厳選した。
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生成AIという言葉をよく聞くようになり、IT関連で働く私も仕事柄ChatGPTを使うようになりました。かつてスマホが登場した当初は普及を疑問視する声もありましたが、いまや当たり前となっているように、生成AIは今後まだまだ伸びていくでしょうし、それに伴って半導体関連銘柄の株価の伸びも期待できるとみています。
ただ、日本株で半導体関連銘柄を探そうとすると、東京エレクトロンやディスコといった本命といわれる銘柄は株価が高く、最低購入価格は東京エレクトロンが350万円前後、ディスコは600万円を超え、なかなか手を出せない。まして「高配当株投資」をする私にとって、それらの銘柄の配当利回りはあまり魅力的には映りません。
そこで、数ある半導体関連銘柄のなかから、今後も持続的な成長が見込めて、安定的な高配当が期待できる銘柄をピックアップしてみました。以下、ご紹介しましょう。