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【ドル円週間見通し】ドルは底堅い値動きか 今週発表の米雇用情勢にも注意

・9月30日-10月4日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(中)9月財新製造業PMI 9月30日(月)午前10時45分発表予定
・予想は50.5
 参考となる8月実績は50.4。8月の鉱工業生産の伸びは鈍化しており、全般的に需要は弱含みとなっていることから、8月実績を下回るか可能性がある。

○(日)日銀短観9月調査 10月1日(火)午前8時50分発表予定
・大企業製造業DIは+13
 自動車メーカーの認証不正問題の影響緩和と7月中旬以降の円高進行の2点が大企業の業況判断に影響を与えたようだ。DIは強弱材料混在で前回調査と同水準となる可能性がある。

○(欧)9月ユーロ圏消費者物価コア指数 10月1日(火)午後6時発表予定
・予想は
 参考となる8月実績は前年比+2.8%。物価上昇の勢いは次第に弱くなっているがサービス価格の上昇率は一定水準を維持しているため、9月のコアインフレ率は8月実績に近い水準となる可能性がある。

○(米)9月雇用統計 10月4日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+14.0万人、失業率は4.2%
参考となる8月実績では雇用情勢の減速傾向が継続していることを確認できる内容だった。9月についてはサービス部門の雇用は増加するが、製造業、小売業の雇用者数は減少する可能性が高いことから、全体の雇用者数は8月実績を若干下回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・9月30日(月):(中)9月財新サービス業PMI、(英)4-6月期国内総生産改定値
・10月1日(火):(日)8月失業率、(米)9月ISM製造業景況指数
・10月3日(木):(米)9月ISM非製造業景況指数

【予想レンジ】
・143円50銭-147円50銭

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