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【タオルと価値観】他の人が使ったタオルを使いたくない人たちの本音 「バスタオル共有は家族でもイヤ」「他人の汗が染み込んだサウナのタオルに座れない」

体に触れるものだけに…(イメージ)

体に触れるものだけに…(イメージ)

 日々、何らかの形で使用するタオル。一人暮らしならそのタオルは自分しか使わない“マイタオル”だが、他人が出入りする場所ではそうはいかない事が多い。そんなときに悩みを感じてしまうのが「他人が使ったタオルを使えない」という人たちだ。家族と言えどバスタオルの共有はイヤ、ジムや温浴施設のサウナスペースに敷いてあるタオルの上に座れない――。タオルを共有したくない人たちに、その理由を聞いてみた。

なぜ裸に触れるものが共用前提なのか

 都内の大学に通う20代女性・Aさんは実家ぐらしだが、家で使うバスタオルやボディタオルは「自分専用」だ。

「いつも自分が早くお風呂に入っていたので気が付かなかったんですけど、中2ぐらいのある日、弟の後にお風呂に入ったら、バスタオルがビチョビチョなんです。それで新しいバスタオルを出して使うようになったら、普通にそっちのほうが拭いていて気持ちがいいし、水もよく吸うし。

 そういう成り行きでバスタオルは自分専用という習慣ができたのですが、新しいタオルに慣れると、突然ボディタオルの共用も気持ち悪くなったんですよね。今では、なぜ肌に触れるものが共用前提なのか、不思議に思うレベルです」

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