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【ドル円週間見通し】ドルは底堅い値動きか 米利下げぺース減速の思惑残る

・10月14日-18日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(日)9月貿易収支 17日(木)午前8時50分発表予定
・予想は-3160億円
 参考となる9月上中旬分の貿易収支は-3558億円で赤字幅は昨年同期の4倍超に拡大。昨年9月の貿易収支は小幅な黒字となっていたが、今年9月分については3000億円を超える赤字となる見込み。

○(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利発表 17日(木)午後9時15分発表予定
・予想は0.25ptの利下げ
 現行の主要政策金利は3.65%、預金ファシリティ金利は3.50%。ラガルド総裁や理事会メンバーなどの発言を参考にすると0.25ポイント程度の追加利下げが決定される可能性が高い。ただ、利下げを急がない方針は堅持される見込み。

○(米)9月小売売上高 17日(木)午後9時30分発表予定
・予想は前月比+0.2%
 参考となる8月実績は前月比+0.1%。個人消費の堅調な回復は期待できないが、金利引き下げの影響が確認されそうだ。伸び率は8月実績を上回る可能性がある。

○(中)7-9月期国内総生産 18日(金)午前11時発表予定
・予想は、前年比+4.6%
 4-6月期国内総生産(GDP)成長率は前年同期比+4.7%に減速。7月以降も減速傾向は変わっていないため、経済成長率は前期実績を下回る可能性がある。2024年通年で5%の成長率を達成することは困難とみられる。

○その他の主な経済指標の発表予定
・14日(月):(中)9月貿易収支
・15日(火):(欧)ユーロ圏8月鉱工業生産
・16日(水):(日)8月コア機械受注、(英)9月消費者物価指数
・17日(木):(米)9月鉱工業生産
・18日(金):(金)9月全国消費者物価コア指数、(中)9月小売売上高、(米)9月住宅着工件数

【予想レンジ】
・147円00銭-151円00銭

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