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中古iPhoneのネット購入の落とし穴 確認しにくい「バッテリーの寿命」、気づかず「赤ロム」を買って突然の利用制限も

iPhoneバッテリーの化学的経年劣化が進むと(Apple公式ホームページより)

iPhoneバッテリーの化学的経年劣化が進むと(Apple公式ホームページより)

「使用感の少ない」「目立つ傷がない」言葉だけではわかりにくい

 端末の外装の状況が確認しにくいことも懸念される。メーカー勤務の20代男性・Bさんは、「現品を見たら、ネットの記載と違うこともある」と言う。

「中古スマホは商品状態によってランクに分かれていて、たとえばAランクは『使用感の少ない』、Bランクは『目立つ傷がない』といったように状態の目安が記載されていたり、ランク分けがされたうえで、さらに個別に傷やスレなどの情報が書かれている場合もあります。ただ文字情報だけだとわかりにくいので、できれば実際の端末の写真も掲載されているものを選んだ方がいいです。

 ただしどんなにチェックしたつもりでも、Aランクなのに思ったより傷があることもあるし、反対に想像よりキレイだったこともあります」

 状態のランクが下がれば当然価格は安くなるが、そうはいっても傷やスレなどが気になる人はどうすればいいのか。Bさんは「結局、実店舗に足を運ぶのが確実です」と語る。

「ネットで在庫を確保して実店舗で確認するとか、最初から実店舗に行く。実機を確認できるので安心できるし、状態が見られるので納得感を持って購入できます。どうしても端末の状態が気になるけどネットで買いたい人は、個人的には未使用品やメーカー保証付きの未開封品を選ぶしかないと思います」(Bさん)

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