基本的には「1銘柄100株を持っておけばいい」
かんちさんは毎年配当金から1500万円程度を生活資金に回しているというが、優待株で得られる優待品や優待券も利用して、外食や買い物など日常生活を賄っている。米や地方の特産品ももらえるため、家族全員で楽しめているという。
それもあって、保有する約600銘柄の内訳は「主力株(投資額500万円以上)20銘柄:準主力株(投資額150万~500万円)108銘柄:優待株500銘柄」となっており、金額ベースで見るよりも保有する優待銘柄数の割合が多くなっている。かんちさんが言う。
「優待株は1000株でも10万株でも優待内容が変わらないことが多い。そのため、基本的には最低単元(100株)さえ持っておけばいい。あれも欲しい、これも欲しいと様々な銘柄を買うことでリスクを抑える分散投資にもなります」
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