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【ドル円週間見通し】ドルは底堅い値動きか 今週は日銀の金融政策決定会合も

・10月28日-11月1日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(欧)7-9月期域内総生産速報値 10月30日(水)午後7時発表予定
・予想は前年比+0.8%
 参考となる7-9月のユーロ圏総合PMIは50.2から49.6に悪化し、四半期ベースではユーロ圏経済の停滞を示唆している。このため、経済成長率は前年比でも1%未満にとどまる見込み。

○(米) 7-9月期GDP速報値 10月30日(水)午後9時30分発表予定
・予想は前期比年率+3.0%
 参考となるアトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPNow」の試算によると前期比年率+3.4%程度と想定されており、成長率は4-6月期と同程度となる可能性がある。

○(日)日本銀行金融政策決定会合 10月31日(木)決定会合の終了予定時刻は未定
・予想は政策金利の据え置き
 金融政策の現状維持
 日本銀行の植田総裁は10月23日にワシントンでパネルに出席し、「持続可能な形でインフレが2%に到達するにはまだ時間がかかる」と述べた。日銀はこの目的を達成するために緩和的な金融政策を当面維持していくとみられる。

○(米)10月雇用統計 11月1日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+12.0万人、失業率は4.1%
 9月は雇用者増加数が市場予想を大幅に上回ったが、10月はハリケーン被害の影響を受けるため、非農業部門雇用者数は9月実績を下回る見込み。ただ、失業率は9月実績と同水準となる可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・10月29日(火):(日)9月失業率、(米)9月JOLTS求人件数、(米)10月CB消費者信頼感指数
・10月30日(水):(豪)9月消費者物価指数、(独)7-9月期GDP、(米)10月ADP雇用統計
・10月31日(木):(欧)10月ユーロ圏消費者物価コア指数、(欧)9月ユーロ圏失業率、(米)9月コアPCE価格指数
・11月1日(金):(米)10月ISM製造業景況指数

【予想レンジ】
・150円00銭-153円50銭

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