手数料は請求しない派は「助け合いの精神」
手間賃を払わないし、もらわない人もいる。都内在住で、飲食店勤務の30代女性・Bさんは「“手数料”は請求しない」というが、それには条件がある。
「よく代理で友人やSNSのフォロワーさんたちの分を購入しますが、代理購入をするのはあくまで自分の推し活の“ついで”の場合のみ。 何も関係ないイベントに並ばされた場合なら、ちょっと考えちゃいますけど、交通費なんかはもともとかかるお金だし、そもそも自分のために買いに行くわけですから、手間というほどでもありません。」
地方出身のBさんは、「都内に住んでいると、頼まれる率は高いかも」と言う。
「地元では近隣に対象ショップがない、イベントの開催地に行けない、といったことが多々ありました。だから、東京にいる今、同じコンテンツを愛する者どうし、助け合いの精神ですかね。個人的には手数料を渡すような関係はビジネスっぽい感じがして好きではありません」(Bさん)
最初に相手の考えとルールを確認する
メーカー勤務の20代女性・Cさんは、「相手の考えに従って対応する」と持論を語る。
「最初に相手の考えを聞いて、それに従うのが楽ですね。最初に確認しておかないと、トラブルになるしストレスの元にもなりますから。関係性によって毎回タダ、手数料は代金の10%、別の機会で私のお願いを聞いてもらうなど、いろいろなパターンがあります」
お互いが心地よく、納得できる方法を見つけたいものだ。