公共の場では使う人たちのマナー意識が問われる(イメージ)
駅構内や商業施設に設置されている「公衆トイレ」は老若男女に利用されている。そのうち女子トイレといえば、男性用に比べて比較的きれいに利用されているイメージがあるかもしれない。ところが、女性たちからは「意外にも汚い」「同じ女性としてマナー違反が許せない」といった声も聞こえてくる。
実際に女子トイレでは、どのようなマナー違反が横行しているのか。女性たちも目を背けてしまう、公衆女子トイレのリアルを紹介しよう。
使い捨てカラコンのケース、汚れた綿棒が放置
日々、都内のターミナル駅を利用している会社員の女性・Aさん(31歳・営業職)は、駅構内の女性トイレに不満を抱いている一人だ。
「通勤通学ラッシュの時間帯は、女性トイレはとても混雑しています。そんななか手洗い場を占領してメイク直しをしたり、歯磨きをしたりする人が結構いるんですよ。そういった人が場所を取ってしまうため、手洗いに列ができることもあってとても迷惑。また洗面台で髪をとかす人がいるのか、髪の毛がたくさん落ちていることもあり、気持ちが悪い。
そのうえメイク直し用の鏡があるエリアも汚いんです。メイク道具のゴミ、使い終わった綿棒やあぶら取り紙なんかを置いていく人、使い捨てのカラコンのケースを捨てていく人もいます。女子トイレはきれいに使われているイメージがあるかもしれませんが、そんなことはない。男女問わずマナーを守れない人はいますよ。駅構内のトイレを使うたびにイライラします」(Aさん)