CMスポンサーの選定にも大谷流のこだわりがあるとの指摘(写真/EPA=時事)
東京で行われたMLB開幕シリーズでも活躍を見せたドジャースの大谷翔平(30)。その人気は衰えることを知らず、大谷自身のスポンサー収入もうなぎのぼりだ。
米スポーツビジネスメディア「スポルティコ」によると、大谷の今季のスポンサー収入は1億ドル(150億円)に達する見込みだという。過去に年間1億ドルを超えたアスリートはゴルフのタイガー・ウッズ、テニスのロジャー・フェデラー、バスケのステフィン・カリーの3人だけ。
大谷の宣伝効果は抜群で、3月からおむすびのCMに大谷を起用したファミリーマートでは、新商品が発売1週間で300万個売れた。おむすびの売り上げが前年比120%を超えた。
主導権を握るのは大谷の個人事務所
CMスポンサーはどんどん増えているが、選定にあたって大谷サイドにこだわりがあると話すのは撮影現場にも立ち会う広告代理店関係者だ。
「企業選びの主導権を握るのは大谷選手の個人事務所ですが、新たな契約先としては業界ナンバーワンの企業をあえて避け、中堅の企業を応援して自身の力でナンバーワンを脅かしていくとのコンセプトがあるようです。
トレーニングや食事の時間が決まっているため撮影は4時間といった制約があり、2パターンのCMを撮るためにセットを2つ用意したり、スタッフ100人体制で臨むことになります」
多忙な大谷のCM撮影等に制約が生じるのは当然だが、それでも争奪戦はむしろ激しさを増している。別掲図の通り大谷のスポンサー収入は毎年“倍増”に近い伸びを見せ、このままのペースなら来年は未到の年間2億ドル(300億円)に達する。そんな数字が絵空事に思えないのは、次の“ビッグイベント”が控えており、そこへと動き出す企業もあるからだ。