商業施設のトイレのおしゃれな外観。男性トイレには筆記体で「Gentlemen」
間違えないように二度見するように
「昔ながらのマークに戻してほしいです」と訴えるのは、メーカー勤務の40代男性・Bさんだ。「切羽詰まっているときにすごく焦ります」と言う。
「パッと判断できなくて、女性トイレの方に向かってしまったことがありました。それがトラウマで今は、『男子トイレ、よし!』と二度見するようになりました」
Bさんは「ジェンダーフリーも大切」だと前置きしたうえで、「トイレのマークは別問題ではないでしょうか」と指摘する。
「たしかに今は男子が黒いランドセル、女子が赤いランドセルなど、性別による色の決めつけはナンセンスという風潮があると思います。ただ、トイレの場合、女性=赤、男性=青というのは単なる色分けで、“区別”だと思うのですが……。ここまで刷り込まれてきた歴史も長いんだし、気を遣いすぎて不便になっているように思います。
ジェンダーフリーの流れだとしても、利用者にとってわかりにくければ意味がない。老若男女が使う場所なのだから、男性用は『青』、女性用は『赤』と、統一してもいいのでは」(Bさん)
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