ハンバーガーチェーン「バーガーキング」は5月20日、日本国内全99店中22店を閉店し、新たに日本国内で2019年末までに20店を新規出店する計画を明らかにした。
同社の人気商品は、肉厚のビーフパティを直火で焼き、トマトやレタス、オニオンなどをトッピングした「ワッパーバーガー」。日本では、西武商事、JT、ロッテなどの企業が運営を担ってきた時期もあるが、現在は投資ファンドが設立した運営会社がフランチャイズ展開を行っている。運営が変わっても、コアなファンから不動の人気を誇るバーガーキングの魅力はどこにあるのか。
他のチェーンと比べて客層が“大人”な印象
30代の女性会社員・Aさんは、自宅最寄駅にバーガーキングがある。月に3、4回ほどの利用頻度で、仕事帰りに立ち寄ることが多い。
「自炊する元気のない日にふらっと寄ることが多いです。お肉がジューシーで香ばしいし、ポテトもホクホク。チーズフライや、オニオンフライ、チーズバイツなど、他のチェーンにはないサイドメニューもいいですね。料金が少し高めに設定されているためか、他のチェーンと比べて“大人”が多い印象があり、入りやすいです」
学生時代にアメリカに留学していた経験のある30代の男性会社員・Bさんは、名物の「ワッパーバーガー」のファンだ。
「『ワッパーバーガー』は、アメリカでは、マクドナルドのビッグマックよりも有名といっていいほど。日本のバーガーキングの方が味わい深くて美味しい気がするのですが、あのアメリカならではのジャンクな味も、時々無性に食べたくなります」