栄養成分を見ると、たんぱく質は和牛の倍以上あり、鉄分も豊富で貧血予防として摂るのもいいかもしれない。
「輸入牛はサシの多い和牛よりも低カロリー。人気のリブロース部分で比較するとたんぱく質、鉄分は倍近く、カロリーは約半分です。ヒレやももの栄養価は特に高いので、体調に合わせて選んでみるのもいいですね」
最後に、スーパーでおいしい肉を選ぶコツについて、全国のイオンリテールの売場品揃えから販売計画までを担当し、牛肉の調理方法、捌き方を熟知しているイオンリテール・畜産商品部の高橋和明さんに教えてもらった。
「スーパーで選ぶ際には、赤身の色が淡い赤色で、脂は白色に近いものを。赤身と脂身部分がはっきりと分かれているのが新鮮な目印です」
国産に比べ筋肉質の輸入牛。筋が入っているときは、調理前に切り込みを入れたり表面を叩いたりすると食べやすくなる。
※女性セブン2019年6月27日号