ファミマの豚蒲焼き丼はごはんもたっぷり
ファミリーマートでは『豚蒲焼き丼』(460円)が販売中。カロリーは670kcal。塩麹に漬け込んだ豚バラ肉を甘めのタレで味付けして“蒲焼き”にした丼飯だ。紅しょうがと刻み海苔がトッピングされている。
「4~5cm四方くらいの豚バラ肉が8~9枚ほど乗っている丼です。“蒲焼き”ということで、結構甘めの味付けなのかなあと思いましたが、意外と控えめな甘さ。バラ肉の脂身はそこまで多くないので、全体的に重くない印象。もちろんこってり系の丼ですが、胃がもたれてしまうようなものではない。普通にペロッと食べられます」
しかし、ごはんの量はかなりボリューミーだ。
「お肉をめくってみると、結構ボリューミーなごはんが潜んでいます。ペース配分を考えて食べないと、お肉が先になくなって、ごはんが残ってしまいそうです。お肉が薄切りでボリューム感が抑えられている一方で、ごはんでしっかりとボリューム感を演出しているという感じでしょうか」
ローソンのねぎ塩豚カルビは脂身にインパクト
ローソンで販売されているのは『ねぎ塩豚カルビ弁当』(399円)。セブン-イレブンとファミリーマートの豚焼肉は甘辛いタレで味付けしていたが、こちらはねぎ塩ダレでサッパリと味付け。ごはんには麦が入っている。カロリーは544kcalと、こちらも“豚焼肉系”の弁当にしては抑えめだ。
「豚肉はねぎが入った塩ダレで味付けしてあって、ゴマもまぶしてあります。付け合わせでもやしとニンジンのナムルも入っていて、“野菜要素”が入っているのは嬉しいところです」
一見するとサッパリ系の豚焼肉に思えるが、実際に食べてみると必ずしもそうではないという。
「蓋を開けた途端、ねぎ塩ダレの香りが上がってきて、ほかの2社の豚焼肉にはない感覚を楽しめます。塩味やねぎの風味がしっかり立っている、サッパリ系の味付けになっています。
しかし、“豚カルビ”といっているだけあって、豚肉の脂身は他の2社よりも強く主張している印象。ちゃんと“脂身を食べている”という感覚がある豚肉です。味はサッパリ系だけど、豚肉自体の脂身が多く、こってり感も楽しめます」