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子供を危険からどう守る? 親子で考える「スマホルール作り」虎の巻

スマホルール作りの虎の巻

スマホルール作りの虎の巻

 スマホは子供たちにとって、いまや不可欠なコミュニケーションツールだ。MMD研究所の調査によると小学生の約4割が所持しているという(『今年始めてスマートフォンを持つ子どもの親に関する意識調査』・2020年調査)。とはいえ、スマホを禁止したり取り上げたりすることは、親子間の信頼を壊すなど、マイナスのことも多い。彼らが何に使っているかを把握し、ルールを決めて使わせることが大切だとスマホ安全アドバイザーの鈴木朋子さんは言う。ここでは、そのルールの作り方を紹介する。

 子供にスマホを持たせるうえで、親がまずすべきなのは「フィルタリング設定」だ。

「これは、ウェブページなどを一定の基準で判別し、排除する機能です。例えば、この設定をしておくだけで、ポルノ、ドラッグ、暴力などに関連した情報を表示しなくなります。各携帯電話会社の実店舗で設定をしてくれます」(鈴木さん、以下「」内同)

『iPhone(iOS12以降のみ)』を使っているなら、利用時間を制限する「スクリーンタイムの設定」もしておこう。

「これにより、利用時間を管理・確認できます。例えば、22時から8時まで使えないようにしたり、アプリのダウンロードも制限できます」

 これらを設定しても安心していてはいけない。すり抜ける道は多々あり、その情報は子供間で共有されている。子供の方が、スマホに関する情報にはさといのだ。

「親も子供が使うサービスやアプリを使い、長所・短所を把握しておきましょう」

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