これらの設定をしたうえで、さらに子供と話し合ってルールを決めよう。その手順は掲載した「虎の巻」を参考にしてほしい。
「常に親から子供に“何かあったときは、一緒に解決していこう”という姿勢を見せておくことが最善策です。犯罪に巻き込まれた子供の多くが、親に放任されていました。寂しさから、スマホでの安易な人間関係にすがるのです。話し合いの場を設けてルール作りをすることで、親の子供への思いは伝わるはずです」
ルールは別掲の「虎の巻」の通りにする必要はなく、家庭の都合で変えていい。大切なのは、親子で納得して作ることだ。
スマホを通してネット上で好きなものを見つけたり、才能を開花させ、新たな仲間を作れることもある。大切なのは使い方なのだ。
※女性セブン2020年3月12日号