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【ドル円週間見通し】ドル不足は解消されつつあり、目先は方向感のない展開か

・3月30日-4月3日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(中)3月製造業購買担当者景気指数 3月31日(火)午前10時発表予定
・予想は、35.5
 参考となる2月実績は45.0。3月については、中国以外のアジア、欧米諸国で新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、景況感はさらに悪化する可能性が高いとみられる。

○(米)3月CB消費者信頼感指数 3月31日(火)午後11時発表予定
・予想は、119.0
 参考指標となる2月実績は130.7に悪化した。3月については、米国内で新型コロナウイルスの感染が急速に広がっていること、米国株式は大幅に下落していることから、2月実績を大幅に下回る可能性が高いとみられる。

○(日)日銀短観1-3月期調査 4月1日(水)午前8時50分発表予定
・予想は、大企業製造業DIは-11
 参考となる10-12月期調査における大企業製造業・業況判断指数(DI)は0で前回実績から悪化した。通商問題を巡る米中の対立が続いており、外需の低迷が影響したようだ。今年1-3月期については、新型コロナウイルスの感染が欧米諸国にも広がっていることから、業況判断(DI)は大幅に悪化する見込み。

○(米) 3月雇用統計  4月3日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比-6.1万人、失業率は3.9%
 2月時点では新型コロナウイルスの感染拡大の影響は大きくなかったが、2月下旬以降は一変している。サービス業関連の失業率は大幅に上昇すると予想されており、非農業部門雇用者数は前月比で大幅に減少することが確実視されている。

○その他の主な経済指標の発表予定
・3月30日(月):(独)3月消費者物価指数
・3月31日(火):(日)2月失業率、(日)2月鉱工業生産、(英)10-12月期国内総生産確報値、(欧)ユーロ圏3月消費者物価指数、(米)3月シカゴ購買部協会景気指数
・4月1日(水):(中)3月財新製造業部門購買担当者景気指数(PMI)、(欧)2月失業率、(米)3月ADP雇用統計、(米)3月ISM製造業景況指数
・4月2日(木):(米)2月貿易収支
・4月3日(金):(中)3月財新サービス部門購買担当者景気指数(PMI)

【予想レンジ】
・106円00銭-110円00銭

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