その言葉には納得するしかなかった。
一部のクレームである場合も、あたかも利用者の総意のように見えてしまうことがあるのが、口コミサイトの怖いところ。個性の強い店や個人経営の店ほど、賛否両論の極端な口コミが集まりやすい傾向があるようだ。
ITジャーナリストの小山哲太郎氏が言う。
「口コミは利用者の主観で自由に書かれており、鵜呑みにするのは危険です。日本人は口コミを重視しがちですが、背後に意図のあるものも含まれるため、あくまで参考程度に活用するのがよいでしょう」
まさに百聞は一見に如かず、である。
●西谷格と本誌取材班
※週刊ポスト2020年7月10・17日号