学生アルバイトなどの働き口として機能してきたファミレスは、店舗激減の動きが顕在化する。
「業界3位のジョイフルが200店舗を閉鎖。すかいらーくホールディングスも2600店舗で深夜営業を廃止、ロイヤルホールディングスも来年度中に70店舗を閉鎖予定など相当厳しい。
そのなかでデニーズは一人勝ち。キッチンだけを備えた宅配専用の“ゴーストレストラン”を展開。これまで多くて6000万円ほどだった宅配の月間売上が1億円を超えている。今後の再編の主導権を握れるだろう」(全国紙経済部記者)
※週刊ポスト2020年7月31日・8月7日号