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校則問題でも話題 ツーブロ歴30年男性が語る「髪型ゆえのトラブル」

 電車で外国人に絡まれたこともあります。外国人の集団が私の方を見てヒソヒソと話していたかと思ったら、そのうちの何人かが近づいて来て、『サムライ!サムライ!』と言うのです。チョンマゲだと思ったんでしょうか。『アーユーサムライ?』と聞かれたので、『ノー、アイアムノットサムライ。アイアムスチューデント』と答えました」

「あなたはサムライですか?」「いいえ、私はサムライではありません」というシュールな英会話を経験したAさん。肝心の事件・事故との相関については、こう語る。

「事故については、まったく関係ないと思います(笑い)。ただ、トラブルという意味では、職務質問はしょっちゅうされました。酷い時は2か月に1回ペースで職質されていたと思います。絡まれることも多かったですね。夏祭りに行ってヤンキーグループに囲まれたり、コンビニの前でうんこ座りをしているチンピラに因縁をつけられたり……。

 ただ、それが髪型のせいなのか、私の性格やライフスタイルによるものなのは分かりません。私は酒好きで、“夜の街”をしょっちゅうウロウロしていますし、都心に住んでいて、繁華街を頻繁に出歩いているので、トラブルに遭う確率は人より高いはずですから。

 それでもやっぱり、ツーブロックにしていれば“イケイケ”の人間に見られるということはあるでしょうし、年配の方の中には、眉をひそめる方がいても不思議ではありません。私も祖母に、『近所の人が来たら、あんたは出るな』と言われましたし」

 最近はそこまで珍しくなくなったが、周囲から多少なりとも特別な目で見られ続けたという自覚はあるAさん。40代後半になった今もツーブロックを貫いているが、「今となっては床屋でオーダーするのも、髪を洗ったりセットしたりするのもラクなので、やめられない」のだそう。校則の是非はさておき、特殊な髪型をしていることが原因で、それなりにトラブルに遭遇することはあるのかもしれない。

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