発売時期はいずれも2020年の年末となっているが、価格は一切発表されてない、
「PS4とXbox Oneの日本発売時の価格はともに3万9980円(税別)でした。PS5とXbox Series Xの価格については、様々な情報がありますが、4万5000円~5万円台後半くらいになるのではないかとの予想が主流です。もしも、PS4やXbox Oneと同じくらいの価格であれば“安い”と感じるユーザーも多いと思います」(藤井氏)
購入するかどうかの基準は?
では、ゲームファンは次世代ゲーム機にどんな印象を抱いているのだろうか。ゲームファンの声を聞いてみた。
「歴代のPSシリーズのハードは全部買っているので、今回もPS5を買う予定です」
そう話すのは、IT企業に勤める会社員のAさん(40代男性)だ。PS3とPS4は発売と同時に購入したという。
「PS5が7万円以上だとちょっと躊躇しますが、6万円以内であれば発売日に買うつもりです。スタンダートモデルとデジタルエディションのどちらかなら、やはりスタンダードモデル。単純にブルーレイディスクを再生したいというのもあるし、日本国内で発売されていないゲームの場合、ダウンロードができないことが多いので、輸入盤のディスクを買わなければならないんですよ。海外ゲームをやるにはディスクドライブが必要なので、スタンダードモデル一択です」(Aさん)
一方、ひとまず買わずに様子を見るという意見もある。自営業のBさん(30代男性)はこう話す。
「ゲーム機は発売から1~2年で値下げすることが多いので、よっぽどプレイしたいと思えるソフトが出てこない限り、そこまで待つ予定です。現状PS4で十分楽しめているし、新作ゲームもPS4とPS5の両方で発売されることが多いですから、次世代機はPS4で遊び尽くしてからでも遅くないのかなと思っています。ただ、もしデジタルエディションが4万円前後くらいの価格だったら、買ってしまうかもしれません」
Xbox Series Xの方の印象はどうなのだろうか。フリーランスの雑誌編集者・Cさん(40代男性)は、発売日に買いたいと思っているという。
「日本国内ではPSシリーズの方が人気ですが、個人的にはXboxシリーズも好きなんです。特にXbox 360とPS3がしのぎを削っていた時代は、PS3ではなくXbox 360をメインでプレイしていました。でも、Xbox Oneは日本国内での発売がPS4より後だったこともあって、結局今に至るまで買わずじまい。Xbox One専用ソフトのなかにいくつかプレイしたいゲームもあるので、Xbox Series Xを買って、Xbox One時代のゲームもプレイしたいなと思っています」(Cさん)