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日本の名字に一番多く使われている動物は? なじみのある犬や猫ではない

 答えは熊。上記の順位に「熊谷さん」「大熊さん」「熊沢さん」「熊田さん」「熊倉さん」が入っている。今とは違って、農村部では熊は身近な動物だったのだろう。もうひとつ理由として考えられるのは、「くま」という言葉には「奥まった場所」「切り立った崖地」という意味があり、もともと地形由来の名字に、あとから「熊」の字を当てたものもあるからだ。

 有名人では、タレントの熊田曜子、くまだまさし、なでしこJAPANの熊谷紗希、江戸時代の陽明学者・熊沢蕃山などがすぐに思いつく。

 それ以外の動物では、鹿、猿、猪が比較的多く使われる。鳥は行動範囲が広いからあまり使われないが、鷲、鷹、鴨、鷺など。魚はさらに少なく、5000位以内に「鮫島さん」「鯉沼さん」が入るくらいだ。

※『名字でわかるあなたのルーツ』(森岡浩・著)を元に再構成

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