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餃子の皮を剥がす人も… 周囲を困惑させる「やりすぎ糖質制限」の実態

周囲は案外困惑している(イメージ)

周囲は案外困惑している(イメージ)

 根強い人気を誇る糖質制限ダイエット。米やパンなど、糖質を含むものを極力取らない食事に切り替える手法で、その手軽さから実践する人は少なくない。

 サプリポートが糖質制限ダイエットの経験者400人に調査したところ、取り組んだ期間の平均は4.9か月。経験者のうち98.2%が1か月以上継続でき、減った体重の平均は4.3kg。痩せたい人にとっては、魅力的なダイエット法に映るのも納得だ。

 だが、あまりにストイックに取り組むのもまた問題。自身の体調の心配はもちろん、飲食店や周囲の人を困惑させることもあるようだ。ネットでもしばしば話題にのぼるのが、「寿司のシャリ残し」「とんかつの衣剥がし」目撃談だ。

 20代の女性会社員・Aさんは、女友達と回転寿司店に行った際、彼女の行動に目を疑ったという。

「彼女は半分だけシャリを食べ、残ったシャリの上に次の皿を重ねて圧力をかけて、普通に積み重ねてごまかそうとしたんです。横並びに座っていたこともあり、最初はわからなかったんですが、途中でお皿の重なり方がおかしいのに気づきました。『食べないんだったらもらうよ』といって、それ以降は私がシャリ担当になりました。そういうことなら、店選びの段階で言ってくれればよかったのに……」(Aさん)

 ご飯や麺類など以外に、小麦粉やパン粉、片栗粉などを使った揚げ物の衣などにも糖質は含まれている。どこまで糖質を気にするかは人それぞれだろうが、揚げ物の衣にも気を配る人はいるようだ。30代の男性会社員・Bさんが語る。

「同僚との飲み会で、コース中に天ぷらが出てきたときのこと。20代の女性が、衣をはぎ取って食べていました。お皿は剥がされた衣の山……。あまりに気になって、いつもそうしているのか聞いてしまいました」(Bさん)

 するとその女性は、「餃子や春巻き、焼売の皮も剥がす」と答えたという。

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