ちなみに、アマノフーズには関連商品として『五穀おこげ入りぜんざい』という商品もある。前述の『おしるこ』と比べて、粒あずきの量が多く、後入れサクサクの五穀おこげが付いていて満足感も高いだろう。ただし、アマノフーズ公式オンラインショップでは人気のため、今季の販売を終了。他の通販サイトや販売店なら、まだ売っている可能性がある。
3パターンの調理法にそれぞれの味わい
電子レンジ加熱、レトルトパウチ、フリーズドライ。3パターンの「おしるこ&ぜんざい」を食べてみたが、やはりそれぞれの調理法で味わいにも変化があった。
まず、セブン-イレブンの『焼餅しるこ』はレンジ調理の手軽さに加え、手作りに近い味わいと食べ応えがあった。なんといっても焼き餅が一緒に入っているのが最大の魅力。
レトルトパウチを使用した井村屋の『濃厚ぜんざい』は、湯煎するだけで、作りたてのおいしさと粒々小豆のたしかな食感まで味わうことができる。アマノフーズのフリーズドライ『おしるこ』もレトルトと同じく、作りたての香りやおいしさが損なわれないので、お湯を注ぐだけでいつでもおいしいおしるこが完成する。
「手軽に食べられるおしるこ&ぜんざいの商品は、とても人気で種類も増えています。ただ、ちょっと手間になるのが、お餅が入っていない場合ですね。コンビニの焼き餅入りのおしるこであれば、そのまま温めればいいのですが、レトルトやフリーズドライの場合、お餅を別に用意しなければならないのは、ちょっと面倒かもしれません。
でも、たとえば容器に切り餅を入れて、電子レンジで1分ほど温めて、そこにフリーズドライのおしるこをのせて、お湯をかけるという方法もあります。レトルトのおしるこも、レンジで温めた切り餅にそのままかければOK。電子レンジを活用することで、お餅も簡単に調理できます」(小浦氏)
調理法も味わいも様々なおしるこ&ぜんざい。巣ごもり生活のなかで、ほっこり楽しんでみてはいかがだろうか。