オンラインショップやアプリで注文した商品を取り置き、店内のロッカーで受け取ることも可能だ。また、動物病院やペットホテルも併設する「ペッツワン」コーナーも設置、朝霞店ではカインズ他店舗の情報を検索できる仕組みを初導入した。
商品の利用時をイメージできたり、実際に試せるのもカインズの魅力のひとつ。家事をラクにする「楽カジ」売り場では、室内干し用ラックを実際に折りたたんで試すことができる。DIYコーナーの「DIY STYLE」には各種工具や3Dプリンターなどを利用できる工房を併設している。人気のアウトドア用品などは実際に使う場面を想起させる陳列方法でひと工夫、布団や枕などの売場では、色やデザインを見比べて選べるように見やすく陳列されている。
また飲料コーナー「カインズリカー」では、レモンサワーやウィスキーをはじめとしたオリジナル商品を中心に豊富な品揃えだ。ホームセンターとしては珍しい売り場作りと言えるだろう。
撮影/小倉雄一郎
※週刊ポスト2021年2月26日・3月5日号