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裏垢でボスママへの皮肉を発信 バレて仲間外れにされた女性の顛末

裏垢での書き込みがバレるとは思っていなかった?(イラスト/白ふくろう舎)

裏垢での書き込みがバレるとは思っていなかった?(イラスト/白ふくろう舎)

 コロナ禍で、気軽に友達と会って気分転換することもままならず、うっ憤をSNSに書き込んで晴らす人が増えている。しかし、SNSの怖さは証拠が残るうえ、誰が見ているかわからないこと。実際に、Twitterへの書き込みが発端となり、洒落にならない結末を迎えた女性のエピソードとは? 43才・パート女性が実体験を告白する。

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 コロナ禍中に突然引っ越した、小学校のママ友グループの1人、里美さん(40才)。何があったのかって、もう意外なことが発端だったんです。

 里美さんはグループ内でもおとなしい人。そのせいか、PTAや町内会の面倒な役割を押し付けられることが多かったんです。でも、嫌な顔ひとつせず働いていたので、私は密かに尊敬していたんです。でも、そういうおとなしい人ほど、うっ憤をためていたんでしょうね。ボスママのInstagramに上げられていた写真を切り取って自分のTwitterに上げ、皮肉とともにつぶやいていたんです。それも、仲間に公表しているツイッターとは別に作った、裏のアカウント(裏垢)に。これならバレないと思ったんでしょうね。でも、 あるとき、テレビ局に勤務するママ友の綾乃さん(43才)が、

「これ、○○ちゃんママよね」

 とLINEを送ってきたんです。そこには、ボスママの写真とともに「ウザイ」「若作り」「自称美人」「欲求不満」などの言葉が……。

 これを機にママ友たちが一致団結し、犯人探しが始まりました。やがて犯人が里美さんだと判明。ボスママたちは里美さんの家に行き、

「この書き込み、里美さんよね」

 と詰め寄ったそうです。里美さんの狼狽えっぷりは相当だったそうです。その日のうちにアカウントは削除されましたが、里美さんはPTA役員やママ友グループから仲間外れに。さらに、娘さんまでがクラスで距離を置かれるように。里美さんはそれに耐えられず、引っ越し。でもまだご主人はその家に住んでいるんですよ。風の噂では、離婚したとか。私も怖くなって、そのママ友グループは抜けました。

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