同僚にコメントを送っただけなのに…
続いては39才・会社員女性の告白。
「会社の同期が、Facebookに、『新入社員は指示待ち人間が多い』といった投稿をしたんです。同意するメッセージを送ろうと思ったのですが、会社の人が見る可能性もある。そこで、PTA役員のママ友を例にして、遠回しに同意する内容をコメントしました。私のFacebookには仕事関係者しか『友達』にしていないので、バレないと思ったんです。
ところが1週間後、PTAの集まりに行ったら、ママ友たちから、『ねえ、私たちにも教育をしてくれないかな~』って言われたんです。聞けば、会社の後輩と、ママ友の1人が親友で、私のコメントを見たんですって。その結果、『あなたは仕事ができるのよね』と面倒な作業を押し付けられる始末。自業自得とはいえ、トホホです」(39才・会社員)
前出・東さんは、このケースに対して次のようにアドバイスする。
「SNS上の人とのつながりは予想を超えます。友達の友達までさかのぼれば必ず知人に行きつくと言っても過言ではないのです。どうせバレない、という考えはいますぐ捨てましょう」
※本企画の写真はすべてイメージです。SNSの文面は、取材した事実をもとに編集部で一部改変して作成。また、登場する人物などは、すべて仮名です。
取材・文/前川亜紀 イラスト/白ふくろう舎
※女性セブン2021年7月1・8日号