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携帯「090」は中年の証? 20年以上同じ番号を使い続ける人たちのこだわり

携帯電話番号を「変えたくない」「変えたくても変えられない」人たちの声

携帯電話番号を「変えたくない」「変えたくても変えられない」人たちの声

 携帯電話の番号が「090」から始まる人は中年だ──SNSでそんな“説”が話題になった。1999年に携帯電話の番号が11桁になった際に割り当てられたのが「090」で、その後番号が足りなくなったため2002年から「080」、さらに2013年からは「070」が登場(「070」はかつてPHSで使用されていた)。最も古い「090」を使っているのは、それだけ年齢が上である証だというわけだ。

 契約終了となった番号も一定期間を置いたのちに再利用されるため、新たに契約した番号が「090」だというケースもあるが、当時から同じ番号を使っていて「090」であれば、“それなりに歳を取っている”というのも、あながち間違いではないだろう。

 実際に携帯電話が11桁になったころから現在に至るまで、同じ番号を使い続けているという人は少なくない。都内に住む40代後半の男性会社員・Aさんはこう話す。

「初めて携帯電話を持ったのは大学生のころでした。当時はまだ10桁で『080』から始まる番号でしたね。それが、11桁になるタイミングで『090』になって、それからずっと同じ番号を使っています。ちなみに、キャリアもずっと変えていません。個人的には、番号を変えないでいるメリットはとても大きいと感じています」(Aさん)

 何よりも「番号を忘れない」というのが最大の利点だという。

「20年以上同じ番号を使っているので、番号を忘れるということがありません。ちなみに、これまで何度が2台持ちをしていた時期もあったんですが、サブ機の方の番号を覚えたことは一度もありませんでした」(Aさん)

 また、同じ番号を使い続けていると、ごくまれに古い友人から連絡がくることもある。

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