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50代主婦が参加した「海洋葬」体験 クルーザーチャーターし外海に散骨

実際の「海洋葬」の様子。粉末状になるまで粉砕した遺骨を大きな漏斗から海にまく

実際の「海洋葬」の様子。粉末状になるまで粉砕した遺骨を大きな漏斗から海にまく

 相模湾での海洋葬を手配している業者に依頼し、Aさんの家族4人と散骨に賛成したいとこ6人の10人でクルーザーをチャーター。費用は約24万円だった。

「散骨場所は外海で、2~3メートル下まで見える美しさ。深みのある青の世界に、粉末状の白い骨が沈んでいく様は、神秘的でした」(Aさん)

 相模湾を見るたびに、母親のことを思い出すというAさん。自分も娘にそんなふうに思い出してもらいたいと、Aさんも海洋葬を決めている。母のときのように自分の死後にもめないよう、家族には納得してもらっているという。

【プロフィール】
大橋理宏(おおはし・まさひろ)/大橋石材店代表取締役。お墓のみとり代表。監修に『令和版 墓じまい・改葬ハンドブック』(主婦の友社)など。

取材・文/土田由佳

※女性セブン2021年8月19・26日号

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