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投資初心者はまず「ポイント投資」から その次は投信積立にチャレンジ

投資初心者はノーリスク・ローリターンの「ポイント投資」という選択肢も(イメージ)

投資初心者はノーリスク・ローリターンの「ポイント投資」という選択肢も(イメージ)

 収束する気配のない新型コロナウイルスの感染拡大。先行きが不安ななか、貯蓄や節約に励む人は少なくないはず。

 まずは変動費や固定費、さまざまなムダ遣いを見直して、家計の大きな出費を減らすことが大切だが、それができたら、いよいよ浮いたお金を「増やす」ことに目を向けたい。とはいえ、いまや銀行の定期預金金利はわずか0.002%で、たとえ100万円預けても、利息は年間わずか20円にしかならない。貯めるだけでは、お金を増やすことにはなかなかつながらないのだ。家計再生コンサルタントの横山光昭さんが言う。

「保険が“守り”なら、投資は“攻め”。積極的にお金を増やしたい人は、投資にチャレンジしています。ただし、前のめりになって一気に何百万円も投資するような攻めすぎは身を滅ぼします。

 たとえば“はやりもの”。経済成長の連動とは無関係に“これから伸びそうだ”と一時的に人気を集めているジャンルに対して投資する『テーマ型投資』と呼ばれるものです。最近では、ロボット、5G、宇宙産業、3Dプリンターなどが主流ですが、はやりものはいつか廃れるもの。株価が一度下がったらなかなか上がってこないこともあるので、安易に投資するのは危険です」

 ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)も人気を集めているが、初心者は避けた方が無難だ。

 投資初心者におすすめなのが、ノーリスク・ローリターンの「ポイント投資」。スマホ決済やクレジットカードでの買い物で貯まったポイントを現金に換え、そのお金で株や投資信託などに投資する仕組みだ。通常の投資のように数十万円単位の元手も必要なく、ものによっては1ポイント=1円からでも投資できる。

 証券口座を開設したら投資する商品を選び、手持ちのポイントからいくら投資に回すか指定するだけ。すべてスマホで完結するので手軽なうえ、元手はもらったポイントなので、たとえ失敗しても自分のお金は減らずに済むので、株価の上下に一喜一憂することもない。

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