ふるさと納税情報サイト「ふるさと納税ナビ」編集長の上野舞氏も、「年末の駆け込み需要に向けて、お得度が増すでしょう」と予想する。
「1年のうち12月が寄付額が最も多く、各ふるさと納税サイトはそこを狙って11~12月に大々的なキャンペーンを打ってきます。最近の傾向としては、ふるさと納税でクラウドファンディング形式を選ぶと、電子マネーのポイントなどが付与されるキャンペーンが多い。例えば、歴史的建造物の修繕費用をふるさと納税で募り、寄付した人にはふるさと納税サイトから寄付額の8%にあたるAmazonギフト券が付与されるといったものです。得しながら、寄付で社会貢献をするのもいいのでは」
ふるさと納税で増量した食材を受け取るにせよ、社会貢献をするにせよ早めの手続きが必要だ。
「人気の返礼品は品切れしやすく、11月中に手続きを済ませておくと安心です」(前出・丸山氏)
※週刊ポスト2021年11月12日号