住まい・不動産

引っ越し先のお風呂がバランス釜でびっくり!その使い勝手と住み心地

家賃も安いし意外とアリ?「バランス釜」物件の住み心地は(イメージ)

家賃も安いし意外とアリ?「バランス釜」物件の住み心地は(イメージ)

 引っ越し時の物件探しにおいて、家賃をどう下げるかは重要なポイント。立地、間取り、築年数など様々な要素が家賃を左右するが、「風呂場の設備」もそのひとつ。最近では見かける機会も減っているが、賃貸物件の中にはバランス型風呂釜、通称「バランス釜」の物件もある。

 バランス釜とは、1970~1980年代にかけて建てられた物件に多く見られる風呂場の給湯器で、今やその存在自体を知らない世代も珍しくない。バランス釜が設置されているのは古い物件に限られるため、当然、家賃も抑えられがちだが、その使い勝手や住み心地はどうなのか。住んだことがある人たちに話を聞いてみた。

初めて見たバランス釜に新鮮な驚き

 フリーターの20代男性・Aさんは、譲れない条件として、「風呂とトイレ別」を優先したところ、バランス釜の物件にたどり着いた。

「風呂とトイレ別の物件って家賃が高いんですよね。でも、どうしてもこの条件だけは死守したかった。そんな時に見つけたのが今のアパートでした。物件は築50年くらいですが、部屋はリフォームされていてきれいです。ただ、風呂場を見たときは驚きました。今まで見たこともない形態だったので、どうやって使うのかわかりませんでした」(Aさん)

 バランス釜には現代の風呂場にはない独特の「操作」が求められる。

「実家の風呂は給湯も追い焚きもボタン1つで完結していたので、まったく新しい体験でした。給湯の時は、最初のうちは油断して何度か溢れさせてしまったこともあります。今までは自動給湯でちょうどいいところで止まってくれていたので。追い焚きは、ガスの元栓を開き、つまみを捻って着火させ、点火を確認したら、給湯・シャワー、そして追い焚きのところまで回す一連の作業が必要で、ガスコンロみたいで面白いです」(Aさん)

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