掃除が億劫に感じるかどうか
以前、やはり家賃の安さに惹かれてバランス釜の物件に住んでいたという、メーカー勤務の30代男性・Cさん。自分は大丈夫だったが、バランス釜物件に住めるかどうかの見極めのポイントとなるのは、「掃除が億劫に感じるかどうかではないか」という。
「バランス釜は掃除がしにくいことがネックかもしれません。浴槽と給湯器の隙間、お風呂場の壁と浴槽の間、浴槽の下に、ほこりやゴミが溜まりやすいのでこまめに掃除する必要があります。ズボラな人には向いていないかもしれません。カビも生えやすいので漂白剤を使う対策も必要なので、掃除が苦にならない人なら問題ないと思います」(Cさん)
昭和のイメージが先行しがちなバランス釜だが、やはり家賃の安さは大きな魅力。家賃との“バランス”を考慮した時に、選択肢に入る人もいるかもしれない。