「今は、共働きの家庭でも幼稚園に通うことが珍しくはありません。それなのに、その運営方法は時代に合っていないように感じてしまいます。私が改善しようと声を上げればいいのかもしれませんが、役員活動に熱心な一部の皆さんの前では言えません。それに、逆に仕事が増えそうで怖くもあります……」
エミさんのケースのように役員活動が生活を圧迫してしまい、困っている人は少なくないのだろう。我が子のためを思っているからこそ、折り合いの付け方が難しい問題なのかもしれない。そもそも夫婦共働きが当たり前となっているこの時代、保護者会役員のあり方もあらためて問われるべきではないだろうか。