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Z世代に「知らんけど」が流行中 関東の若者「エセ関西弁のつもりはない」

SNSだけでなく、友人との会話でも口癖のように「知らんけど」を使う人も(イメージ)

SNSだけでなく、友人との会話でも口癖のように「知らんけど」を使う人も(イメージ)

和やかな雰囲気になって便利

 関東の大学に通う女性・Bさん(10代)は東京出身。SNSだけでなく、友人との会話でも口癖のように「知らんけど」を使っているという。

「関西弁とは知らないで流行っているので、すごく使っています! 多分、1日、30回くらい発していると思います。そもそも、これって関西弁なんですか? 周りの友達も会話のなかで『しんど』『知らんけど』という言葉を使いるので、関西弁というよりも若者言葉やネットスラングと認識していました。

『知らんけど』の魅力は、どんなシチュエーションでも使えるし、和やかな雰囲気になって便利なところです。たとえば、なにかを断言したときに、相手から反論されることってあるじゃないですか? そうすると面倒くさいし、お互い微妙な空気になったりしますよね。でも語尾に『知らんけど』をつけると、面白いノリになって、お互いの意見が一致しないときにも丸く収まる感じがするんです」(Bさん)

 関東出身の若者たちの間では、「知らんけど」は便利なネットスラングや若者言葉として使用されているようだ。関西人からすると「関東人がエセ関西弁を話している」という印象を持つかもしれないが、当人たちにとっては、「なんでやねん!」「もうええわ!」などの“ザ・ 関西弁”とは異なるニュアンスの言葉として受容されているようだ。

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