「昔からずっと使い続けている」というファンも多い、花王の「アタック」。今年5月には、衣料用濃縮液体洗剤「アタックZERO(ゼロ)」をリニューアルし、ニオイや黒ずみの発生源となる“菌の隠れ家(バイオフィルム)”までアプローチできるようになったことで、ますます人気が高まっている。松坂桃李、菅田将暉、賀来賢人、杉野遥亮、間宮祥太朗ら、豪華俳優陣を起用したCM「#洗濯愛してる会」も話題だ。
そんな「アタックZERO」だが、ユーザーからは「フタが開けにくくなる」「固くなる」という声も出ており、洗濯のたびに悩まされている人も少なくないようだ。そんな消費者の悲鳴に対する花王の回答とは──。
輪ゴム、タオル、お湯…そして「放置」
「アタックZERO」を愛用する20代女性・Aさん(金融機関勤務)。Aさんは「フタ問題」について、「『アタックZERO』だけで起こる問題ではないのですが……」と前置きしたうえで、その実情を語る。
「私は液体洗剤派なのですが、液体洗剤って、フタが開かなくなったり、開けづらいことは“あるある”なんです。でも、個人的な経験では、『アタック ZERO』のフタは本当に開かなくなる(笑)。
素手ではなく、滑り止めとして輪ゴムやタオルをかぶせて回したり、お湯につけてみたり、右往左往した挙げ句、謎に『明日になれば開くかも』と一旦放置することもしょっちゅうです。別に一晩寝かせたところで、開かないのは変わらないんですけど(笑)。洗濯しようと思っても、『すぐ洗濯できないのではないか?』という緊張感があります」(Aさん)