家計

買ったお惣菜を食卓に出す時どうしてる?「トレーのまま派」と「お皿に移す派」で対立する主張

トレーのまま派、お皿に移す派、それぞれの主張は?(イメージ)

トレーのまま派、お皿に移す派、それぞれの主張は?(イメージ)

 料理にかかる負担を軽減すべく、スーパーやデパ地下、コンビニなどの「お惣菜」を重宝している人は少なくないだろう。ところで買ってきたお惣菜を食卓に出す場合、トレーのままで出す人もいれば、皿に移して盛り付ける人もいる。一人暮らしならいざ知らず、そこに自分以外の人が加わると、価値観の違いが浮き彫りになるケースがあるようだ。トレーのまま派、お皿に移す派のそれぞれの主張を聞いた。

徹底的にラクするためにお惣菜を買ってきたのに

 メーカーに勤務する40代女性・Aさんは、結婚当初、購入したお惣菜をそのまま出した時に、夫から言われた言葉が今も忘れられない。

「お刺身とサラダだったと思いますが、すべてトレーのまま食卓に出すと、夫から『さすがに手抜きすぎでしょ?』と呆れられました。夫は『せめて家では移し替えないと、さもしい』と主張。そもそも、夕食を作る手間を省いているわけだから、そのうえトレーのまま出すのは手抜きすぎる、ということなのでしょう」(Aさん)

 Aさんは黙っていたわけではない。再びお惣菜を買ってきた際、夫にこう反論した。

「正直、お惣菜を買う以上は、徹底的にラクをしたいわけです。それなのに皿に移すという手間が生じたら、洗い物が増えてしまう。そこで、『そんなに皿がいいなら自分で移して、お皿も洗ってもとの位置に戻すまでやって』と言い返しました。結局、夫のほうが慣れてきて、今はトレーのまま食べています。私の勝ちですね(笑)」(Aさん)

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