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「新興宗教と女性」の強い結びつき 教団内部には「アパ勤女を狙え」のスローガンも

旧統一教会の元二世信者小川さゆりさん(仮名・右)と元妻が旧統一教会信者だった橋田達夫さん(写真/共同通信社)

旧統一教会の元二世信者小川さゆりさん(仮名・右)と元妻が旧統一教会信者だった橋田達夫さん(写真/共同通信社)

 明星大学心理学部心理学科准教授の藤井靖さんは、妻が宗教にのめり込む夫婦は、夫に3つの特徴があると語る。

「1つめは妻の気持ちを察することができないので、妻に共感できず感情を先回りして想像できないこと。2つめは体調の悪い妻に“ご飯いつできるの?”など地雷を踏む一言が多いこと。最後は夫の実家と揉めた際、妻の味方をしないこと。いわゆる“昭和の夫”のような亭主関白なら、妻はプライベートな悩みを吐き出す場がなく、宗教の勧誘に心を許しやすくなります」(藤井さん)

 もちろん夫の資質だけでなく、企業戦士として社員に長時間労働を強いる、日本の企業風土にも問題は多い。

(*この企画内の新興宗教は、主に「カルト」や「新興宗教を偽装したカルト」を指す)

※女性セブン2023年1月5・12日号

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