「私もTwitterやめようかな」
朝倉が運営するアパレルブランドの商品を購入するほどのファンだという女子学生・Bさん(19歳)も、その選択を支持している。
「今回、未来さんのような有名人がアカ消し(※アカウントの削除)したことは、本当に良い決断だと思います。私はSNSでは、TikTok、Instagram、Twitter、Weiboを使っていますが、Twitterが一番見ていてつらい気持ちになりますね。以前は匿名アカウントだけが誹謗中傷をしていたイメージがあるけれど、最近では名前を出している著名人の方たちも攻撃的になっているように感じます。
最近のスシローの“ペロペロ事件”もそうですが、個人をとことん叩くような風潮は怖いし、いつどんなかたちで自分に降りかかってくるかわからない。特に有名人にとっては、Twitterのちょっとした発言が炎上することも多いので、そうなる前にTwitterをやめるという未来さんの選択は間違っていないと思います。私ももうTwitterやめようかな……」(Bさん)
SNSがなくても人間関係は続く
朝倉のTwitter決別宣言が、若い世代に好意的に受け止められているのはなぜか。「みんな“SNS疲れ”しているのでは」という分析もある。「プライベートのSNSアカウントを消すとすっきりする」と自らの経験を話すのは、美容師の男性・Cさん(27歳)だ。
「私は仕事柄、集客目的でのインスタグラムはやっていますが、プライベートのSNSアカウントは全部消しました。友達の動向を毎日チェックしなくていいから気が楽だし、監視されているような気持ちからも解放されて、“デトックス”できていると思う。