企業概要
東京エレクトロンデバイス(2760)は、1986年に東京エレクトロンの電子部品事業が分離・独立して誕生した半導体商社。
事業は、半導体製品、ソフトウェア・サービスの販売を行「EC事業(半導体及び電子デバイス事業)」と、DXを推進するIT機器、ソフトウェア、保守・運用・監視サービスを提供する「CN事業(コンピュータシステム関連事業)」の2つのセグメントで構成されます。
注目ポイント
「半導体商社」→「メーカー機能を持つ技術商社」へ進化を遂げ成長してきた同社ですが、「Society5.0」の到来を見据え、「技術商社機能を持つメーカー」へ、更にビジネスモデルの変革を進めています。
社会は、明治~昭和時代の工業社会(Society 3.0)→平成にIT革命によって情報社会(Society4.0)が到来。今はここに当たりますが、インターネットやスマホが普及し、第4次産業革命が起こって様々なIT技術が開発されています。そして実現に向かっているのが高効率スマート社会(Society5.0)です。DXによって全てのモノが繋がりAIやビッグデータ、センサーで自動化される社会です。
同社はこの「Society5.0」の到来を見据え、「デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現する製品・サービスを提供し、高効率スマート社会の発展に貢献する」をミッションに掲げ、「技術商社機能を持つメーカー」への進化を目指します。
成長戦略に挙げられたのは、「技術商社機能の進化」と「メーカーとして目指す形の実現」です。
【プロフィール】戸松信博(とまつ・のぶひろ):1973年生まれ。グローバルリンクアドバイザーズ代表。鋭い市場分析と自ら現地訪問を頻繁に繰り返す銘柄分析スタイルが口コミで広がり、メルマガ購読者数は3万人以上に達する。最新の注目銘柄、相場見通しはメルマガ「日本株通信」にて配信中。