新生活が始まる4月。パチンコホールにフレッシュマンが増える時期でもある。大学入学や就職を機に、パチンコ・パチスロを始める人も少なくないだろう。
しかし、パチンコ・パチスロを楽しむ際にはさまざまなマナーやルールがあり、それを守らないと店側から出入り禁止となったり、客同士のトラブルになったりしかねない。そこで、パチンコ・パチスロ初心者が知っておきたいパチンコホールでのマナーをいくつか紹介する。
パチンコ初心者の場合、1人でホールに行くのではなく、友人と一緒に数人のグループで行くことが多い。ここで気をつけなければならないのは、空いている台でも打たないなら座わらないのがルールということだ。パチンコ事情に詳しいジャーナリストの藤井夏樹氏はこう話す。
「多くのパチンコ店では、遊技をしないお客さんは台に座ってはいけないというルールになっています。その台を打ちたいと思うお客さんがいるかもしれないためです。
また、パチンコホールでは1人が複数台を同時に確保できないというルールもあります。たとえば2人組で行って、1人が打ってもう1人が隣の台に座って打たずに座って見学していたとします。見方を変えれば、打っている方の1人が2台を確保しているような状態になり、ルール違反となるわけです。打たずに友人の遊技を見学する際は、店員さんが見学用に椅子を用意してくれることもあるので、そちらに座るのが正解です」(藤井氏・以下同)
またどんなに店内がガラガラの状態であっても、空いている台の椅子に自分の荷物をおいて置くことも、1人で複数台をキープすることとなり、店員に注意される場合がある。