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目から鱗の“お金をかけない防災対策” 災害ナースが教える「自作簡易トイレ」と「節水術」

 その節水術ですが、穴を開けたペットボトルのキャップを用意しておくだけでOK。水を使うときにキャップをつけかえれば、一度に出る水が抑えられ、無駄づかいを防ぐことができます。きちんと水が出るかどうか、事前に試してみてください。

ペットボトルの穴を空けた節水術

ペットボトルの穴を空けた節水術

避難所が提供するのは「床と天井だけ」

 ここまでの「トイレ」と「水」の備えは、在宅避難を想定したものです。これに合わせて、避難所に行くことも想定して、防災リュックにもそれぞれを用意しておく必要があります。

 その目安はというと、トイレは簡易タイプの災害トイレを数回分、あるいはペットシーツを数枚です。水は1人あたり、2リットル×3本、500ミリリットル×6本です。

防災リュックに入れておく水の備え

防災リュックに入れておく水の備え

 避難所に行けば水はもらえるだろう、と思うかもしれません。しかし、それは大きな勘違いです。避難所が提供してくれるのは基本的に床と天井だけ。水の配給があるかどうかはわからないので、自分たちで用意しておく必要があります。

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