住まい・不動産

物件選びで注意したい「玄関」に潜む落とし穴 「部屋の奥まで一直線に丸見え」「狭すぎて靴の置き場に困る」「ドアを開けたらすぐエレベーター」

玄関周りもしっかりチェックしておきたい

玄関周りもしっかりチェックしておきたい(イメージ)

 室内外の多くの箇所をチェックする必要がある住まいの物件選び。リビングやキッチン、風呂、寝室といった主要な場所にばかり目がいってしまうが、意外と見過ごしがちなのが「玄関」だという。毎日出入りすることになる玄関周りに落とし穴があると、不満が高じたり、思わぬ失敗につながることになる。

どんなところに注意すべきなのか。実際に「玄関周りに不満を持ったことがある」という人たちに、そのポイントを聞いてみた。

“うなぎの寝床”で部屋の奥まで丸見えに

 広告代理店勤務の20代女性・Aさんは、初めての一人暮らしの際、玄関とキッチンと居室が一直線につながる縦長の間取りのワンルーム物件に住んでいた。「風通しがいい」と言われて契約したものの、“落とし穴”があったという。

「ワンルームでよくある細長いタイプの、いわゆる“うなぎの寝床”です。窓と玄関の両方を開けたら風が通っていい、という話を聞いて決めたのですが、そもそも玄関を開けっ放しにすることはありません。

 また、宅配やフードデリバリーで人が来て、玄関のドアを開けると部屋の奥まで丸見えに……。そういうことが気にならない人ならいいのでしょうけど、私は玄関から部屋の中が丸見えになるのは、ちょっと気になります。それ以来、物件を探す際は、ワンルームでも縦長のものはなるべく避けるようにしています」(Aさん)

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