こうしたユーザーの声をあらためて東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)に伝えたところ、次のように回答した。
「2009年より4都県警の協力を得て、ポスター掲出、社内・駅構内放送の実施、巡回の強化等を主な内容とする『痴漢撲滅キャンペーン』を実施しています。2010年からは警察庁及び首都圏の公民鉄も参画の上、同キャンペーンを毎年実施しています。
また、埼京線全編成(32編成)の1号車に車内防犯カメラを設置し、危険を感じた際に乗務員に通報するSOSボタンを全車両に設置しています。お客様が列車内で痴漢行為を受けた際に、スマートフォンの専用アプリにより車掌へ通報するシステムの実証実験をいたします」(広報部)
※週刊ポスト2020年2月28日・3月6日号